日経225の値動きに影響する重要ポイントに着目する
日経225miniで取引される株価指数の元となる日経平均株価とは、東京証券取引所第1部上場企業の中から、取引が活発で流動性の高い225社を選定し、算出されたダウ式平均株価の事をいいます。
日経平均株価の先行きが上昇するのか下降するのかを予測する日経225miniでは、どのような出来事が値動きに影響するのかを考える必要があります。
例えば、景気指標や経済指数の発表、外国為替相場、金利の変動、政治的要因、原油価格の動向、天候や災害、海外市場の変動などが株価に影響を与えると言われています。
このように、値動きを予測するには様々な方面からの情報収集と分析が必要になります。
特に外国為替相場は、主に輸出産業を行っている日本の企業に大きな影響を与えます。
円高ドル安になるとそれらの企業の株価は下降し、円安ドル高になれば上昇します。
日経平均株価を左右する銘柄は、その時々で移り変わっていきますが、基本的には基幹産業である、自動車産業、重工業、家電メーカーなどの業種となるので、それらの企業動向などもにも注意する必要があります。
政治的要因としては、政権交代や政治勢力の変化が挙げられます。
それは、日本国内にとどまらず、アメリカ大統領選挙や世界情勢なども大きな要因となります。
また、東証が算出している株価指数であるTOPIXは価格は異なりますが、日経平均株価と同じような推移の仕方をするので、市場全体を把握するためにも確認しておきたい指標の1つとなります。