日経225先物(ラージ)とは
日経225先物とはどのようなものがあるかを説明しています。
日経225先物とは、日経平均株価を原資産とする
株式指数先物のことで、大阪証券取引所で上場されています。
日経平均株価を取り扱った商品は、
「日経225先物」と「日経225mini」の2種類があります。
1988年9月に上場された「日経225先物」は、2006年7月に上場された「日経225mini」に対して「ラージ」とも呼ばれており、取引の仕組みに違いはありませんが、取引の単位が大きくなります。
日経225先物(ラージ)の取引単位は先物価格の1,000倍
先物取引の最低取引単位は1枚と呼ばれ、日経225miniでは
1枚は日経平均株価指数の100倍ですが、日経225先物では1,000倍となります。
つまり、日経225先物1枚が1万円の時の約定金額(売買成立代金)は、1,000万円となるのです。
では、1枚1万円の取引をする場合に1,000万円の資金が必要になるかというと、そうではありません。
日経225先物は、担保となる証拠金を預け入れることで、売買予約を行うことができる証拠金取引なので、1枚当たり30万円程度の証拠金を証券会社に預けることで取引を始めることが出来るのです。
このように、少ない資金で大きな金額を運用できるのが、日経225先物の最大の特徴なのです。
しかし、運用金額が大きいということは、収益も大きいですが損失のリスクも大きいということです。
日経225先物の呼値は10円単位ですが、10円の値動きは約定金額では
1万円の値動きとなることを念頭において、十分に気を付けた取引を行う必要があります。