日経225オプションの基本
日経225オプションは、大阪証券取引所が扱う日経平均株価を原資産としたオプション取引です。
日経225オプションの取引時間は、日経225miniと同じく日中取引とナイト・セッションの2部制になっています。
日中取引は9時から15時15分まで、ナイト・セッションは16時30分から3時までで、日経225miniと同様にザラバの前後にオープ二ング・オークションとクロージング・オークションの時間帯が設けられています。
取引価格はオプション価格(プレミアム)の1,000倍で、呼値はオプション価格毎に異なっています。
呼値の単位は、オプション価格が50円以下の場合には1円、50円超1,000円以下の場合には5円、1,000円超の場合には10円となります。
日経225オプションには、値幅制限が設けられています。
オプション価格が値幅限度に到達した場合には、サーキット・ブレーカーが発動され、段階的に値幅が拡大されます。
制限値幅は3段階に制限されていて、通常は基準となる価格の上下13%で、サーキット・ブレーカーの発動を経て、17%、21%へと順次拡大されていきます。
また、即時約定可能値幅制度として、直近約定値段を中心に上下10ティックを超える売買が成立しそうな注文が発注された時には、取引が1分間中断されます。
決済方法は、日経225miniと同じく転売または買戻しによる反対売買と、権利行使及び権利放棄によって行われる最終決済とになります。