相場を常時見れない忙しい人にも役に立つ注文方法
逆指値注文とは、価格が設定した金額に達したら注文をオーダーする注文方法で、指定価格より高くなったら買い注文を、指定価格以下になったら売り注文を行うストップ注文の事をいいます。
これは、指定した価格より高くなったら買い注文、安くなったら売り注文を行う指値注文の逆なので、逆指値注文と呼ばれるのです。
日経225miniの取引は、市場局面に応じて成行注文、指値注文、逆指値注文などの注文方法を組み合わせることで、投資資産の管理を柔軟に行うことができます。
特に逆指値注文には、利益や損失の幅を限定することでリスク管理を行うことができるため、
応用の仕方を覚えておくとよいでしょう。
単純に、この価格になったら売買するという指値の手段として逆指値注文を行うこともありますが、
損失の拡大を抑えるいわゆる損切の手段として非常に有効です。
損益確定のタイミングは、自身で見極めて行う方が最適なタイミングで行うことができます。
しかし、1日中相場を監視しておくことは出来ません。
逆指値注文を設定しておけば、自分がついていなくても損益確定をすることが出来るので、
取引時間が限定されてしまうサラリーマンなどの個人投資家には、非常に便利です。
逆指値注文を予めしておけば、
株価が急激に変動した時に、損失が予想以上に拡大してしまうことを防げます。
株価が急激に変動するような局面では、取引が集中するため、指定した価格と約定価格とずれてしまうスリッページが起こりやすくなりますが、それでも危険回避としては有効であるといえるでしょう。