日経225miniを含む先物・オプション商品では必要な考え方
日経225miniなどの先物取引に限らず、投資はトレンドに乗ることが収益を得るための近道と言えるでしょう。
トレンドとは株式市場の方向性や傾向の事で、大きく分けて「上昇トレンド」「下降トレンド」「横ばい」の3種類となります。
一般的に、上昇トレンドであれば買いから入り、下降トレンドであれば売りから入ります。
その方が一時的に株価が変動して損失を被っても、結果的に収益のあげられる可能性が高いからです。
このように、トレンドに沿って取引に入ることを「順張り」、トレンドに逆らって取引に入ることを「逆張り」と言います。
逆張りから取引に入ると、トレンドが反転するという読みが当たった時には非常に大きな利益となりますが、反転が見込まれない場合には、損失が拡大していくことになります。
投資の1番の目的は、収益を上げることにあります。
もし、損失が出た時には早めに損切を行う判断が大切になります。
損失が拡大してしまえば、資本金を食いつぶしてしまい、仕切り直しをすることもできなくなってしまいます。
例え損失を出したとしても、早めの損切で損失を最小限に留めることで、取引を仕切りなおすことも可能だからです。
日経225miniを含む先物・オプション商品は、大口の資産を有する機関投資家の参入率が高く、一方向の値動きを続けている場合に急激な転換が行われる可能性は非常に低いと考えられます。
そのため、逆張りによる収益は出しにくく、トレンドに沿った投資の方が利益を出しやすいのです。