先物取引のリスクは?
少ない資金で、大きな金額を運用できるのが、
日経225miniをはじめとする先物取引のメリットです。
これは、裏をかえせば「少ない資金で、大きな損失を被る」
デメリットがあるということです。
少しの値動きが、大きな収益にも損失にもつながる先物取引では、価格変動を注意深く見る事と、リスク回避のためのセルフコントロールが大切になります。
先物取引でよく聞く言葉に「レバレッジ」があります。
レバレッジとはてこを使用するという原義で、先物取引などの経済活動において、少ない資本金で大きな金額を動かして利益率を高めることを意味します。
レバレッジが低ければ、
自己資金が多く必要な割に収益は少なくなりますが、その分リスク幅も狭くてすみます。
逆にレバレッジが高ければ、
少ない自己資金で大きな収益を得ることが出来ますが、リスク幅も広くなります。
日経225先物では、少額の証拠金を預けることで
大きな取引に参加することができるため、レバレッジが非常に高い取引が可能です。
レバレッジの高さとリスクが比例することに注意して、余裕をもって証拠金を用意することも必要です。
最大のリスク ~ セルフコントロールの可否
投資対象の価格の動向を常に把握しておくことはもちろんですが、
投資を行う上で最も大切なのはセルフコントロールが出来るかどうかです。
予測通りに市場が動かないことは、多々あります。
自分自身がどれだけの損失に耐えられるかを見極めて、
どんな時でも自分の決めた資金管理ルールを徹底して持続することが大切です。