政治動向から買い時・売り時を掴む!
政治動向は、株価に大きな影響を与えます。
経済を動かす様々な景気対策や金融政策を担う政治が安定していれば市場が安定しやすく、逆に政治が不安定であれば市場も不安定になります。
選挙によって政権の交代がされたり、与党と野党の議席のバランスが変わったりすることで、政府の行う経済政策の方針が変わることがあります。
経済政策の方針が変わることによって、金利や公共投資が拡大したり、抑制されたりすればそれだけ経済活動に影響があり、景気を左右することにもなります。
そのため、内閣や政権与党の支持率が低下すると、日経225miniの原資産である日経平均株価も下落傾向をとり、新しい内閣が発足すると期待感から上昇傾向をとることが多いようです。
また、政府要人が経済に関する重大な発表を行った後に、株価が大きく動くこともあります。
そのため、財務大臣や金融担当大臣など経済政策に関わる政治家や、日本経済団体連合会の会長や日本銀行の総裁や副総裁など、財界を代表する有識者の発言には注意する必要があります。
日本経済に影響を与えるのは、日本国内の政治動向だけではありません。
アメリカの経済政策を担う大統領選や議員選挙の行方や、アメリカ大統領や政治家の発言はもちろん、アメリカFOMCやアメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度)の要人の発言、ヨーロッパ・アジアの各国の政治動向もなども、日本経済に影響を与えることがあるので注意しましょう。